恋愛はしたくないという若い人が増えている
日本人の若い男女のうち、結婚や異性との交際をしない人の割合が増えています。
特に女性では、20年間で1.5倍に増えているという分析結果が東京大学のグループで発表されたそうです。
確かに、恋愛はしたくないという若い人が増えているように感じていたが、統計から見ても確実であることが分かりました。
その理由は明確にはなっていませんが、理由のひとつは草食系男子の増加でしょう。
草食系という言葉は今は変わっているかもしれないが、私はあえて使わせていただますが、
「女性と付き合ったら、どこへ連れて行って、何をすれば良いですか?」
「食事代は割り勘でも大丈夫ですか?」
「お金がないから彼女は作りたくない、遊べなくなる」
という男性が多くなったように感じます。
逆に、女性が強くなって、いわゆる肉食系女子が増えていることで、男性が弱く見えていることもあるかもしれません。
若い男性の経済的余裕がない
日本の若い男性にもっと頑張って欲しいところですが、まずはその男性たちに自信を持たせて自立した人になってもらうためには、個々の経済力が大変重要だと思っています。
しかし昨今、非正規従業員の待遇や、終身雇用の撤廃、企業の海外移転などの影響もあって、
若い男性の経済的余裕が明らかになくなっています。
お金がなければ、
・女性を喜ばせることもできない、
・結婚なんて考えられない、
・結婚したら自由に使えるお金がなくなる、
だったら今のままが良い!と考える男性が多くなっているのは事実です。
バブル崩壊後から徐々にこのような状況が蔓延してきているように思えます。
経済を回すためには個々の力ではどうしようもない状況であり、国が現状を把握して将来の日本を支える若者に対して活力を与えてあげることが必要なのかもしれません。
コロナの影響で経済が停滞している時、国は多くのお金をばらまきました。
今を生き抜くことも大事です、同時に将来のこともしっかりと対策を取らなければ日本の経済力はさらに下がっていくことを覚悟しなければなりません。
話は逸れてしまいましたが、若い方の恋愛・結婚と経済は密接に関係していることを示された統計結果と感じました。