男性が”結婚をしたい”と決断する時はどんな時でしょう。
収入が増えて仕事が安定してくると、家庭を持って子供が欲しいなという時期がきます。
そして彼女と一緒にいると安心できるし、彼女を幸せにできる自信がでてきますので、
楽しい家庭を築けて、子供と一緒に楽しく暮らせるだろうと想像ができるため、
結婚しよう、結婚したいと”結婚スイッチ”が入ります。
しかし簡単に“結婚スイッチ”が入りません。なぜでしょう?
彼女がいても結婚を躊躇している方に、
結婚はいいですよ、
子供はかわいいですよ、
子供から学ぶことはいっぱいありますよ。
家庭を持つことでたくさんの楽しい思い出が作れますよ。
と話しても“結婚スイッチ”が入らない男性が多くいるのが現状です。
その要因として、一番に挙げられるのが経済面にあると言えます。
今の日本は、結婚後は共働きをしないと少しの余裕もない生活が待ち受けています。
いくら働いでも給料は上がらない、サービス残業もなくならない。
終身雇用ではない
いつリストラされるかわからない。
40歳を過ぎたら転職なんてできない。
収入が増えても税金も上がるため楽にならない。
などなどネガティブなことだらけです。
とても男性一人の収入では理想の家庭は築けない、と思ってしまうような状況です。
経済的に苦しくなれば精神面にも影響が出てきますので、家庭破壊やうつ病などの病気になる可能性が高くなります。
そこまで考えてしまうと、彼女がいても結婚というものは考えてはいるが、まだ現実的に無理、家族を持つことに責任を持てないといった気持ちでしょう。
彼がなかなか結婚のプロポーズをしてくれない
女性からの相談で、「彼がなかなか結婚のプロポーズをしてくれない」という相談があります。
これは、前述したように男性が現実的に結婚生活は無理と感じていて決断できない状況にあります。
でも女性にとっては「早く結婚して、子供を産みたい」と思っている方もいると思います。
男性に結婚を決断してもらうために何をすれば良いのでしょうか?
まず経済面では、今の時代男性の収入だけでは二人だけの生活では問題ないでしょうが、子
供は2人・3人と増えてくれば、出費も当然増えてきます。
それに加えて、新しい車や家も欲しいとなってくると、到底苦しくなるのは目に見えてきます。
そうすると共働きをすることが結婚の大前提となってきます。
しかし、男性のプライドでしょうか?女性に対して、結婚後も働いて欲しいと言えないのです。
結婚後は一人の力でなんとかしてやろうとか、大黒柱にならないといけないと思ってプレッシャーを感じています。
現実的に自分の給料では家族は養えないため結婚に踏み切れないでいます。
二人で“結婚スイッチ”を入れてみよう
結婚はお互い支えながら生活して築き上げるもので、決して一人でできることではないことが、男性にはわかっていない人が多くいるのです。
収入面で女性に“助けてもらう”ということに抵抗があるようですが、考え方を「助けてもらう」ではなく「一緒に家庭を築く」と置き換えてもらうのです。
収入、家事、育児、介護全てにおいて一緒に協力しながら生活することが大切なのです。
彼女(奥さん)の支えがあることを、気付いてもらうだけで一気に結婚への道が開けてきます。
これには男性も家事、育児に参加してもらうことが大切です。
男性は「家事・育児を手伝う」と言いますが、それは間違いで、「家事・育児を分担する」が正しいでしょう。
いつまでも男性からのプロポーズを待つのは辛いですね。
であれば、男性からのプロポーズを待たずに、「一緒に家庭を築く」ことを話し合ってみましょう。
是非お二人で“結婚スイッチ”を入れてみてはいかがですか。