親切にすることの難しさ
誰にでも親切な人は、相手の立場に立って物事を判断し、自分にできることを即座に行動に移していますが、即座に行動に移すことがなかなかできない人も多いのではないでしょうか。
「親切」という意味は、「親」は親しい・身近に接する、「切」は身近に・行き届くを合わせて、身近に接して相手が行き届くようにという意味があります。
まずは、相手に対して接する、接近することが大切なことです。接して声をかけることで相手の状況が詳しくわかり、何をして欲しいのか、見ただけではわからない情報を取り込むことができます。
相手からわかる範囲の情報から、自分でできることを考え行動し、一人でできないことは助けを求め臨機応変に対応することが大切です。
一人が行動を起こすと周囲の人も同調してくれます。
貴方の一歩が周囲を動かす
皆が思っていることを自分が行動に移すことで周囲を巻き込み大きな力となって、親切にすること以外にも、業務やスポーツ、団体行動での目的達成の力となります。
多くの人がいる中で、自分が率先して行動を移すことがどれだけ難しいでしょう。
目的達成のために、その業務を携わりたい、関わりたいと思う時は、積極的に手を挙げることが大切です。
自分には力がない、能力がないと考えず、やりたいという気持ちを前面に出して取り組んでください。小さな力でも、周囲を巻き込み大きな目標を達成することが可能なのです。
最初の一歩が大きな結果に
一度手を挙げて行動を起こし、目的を達成すると、また次も出来るようになります。そしてまた次も、と回数を重ねて行くことで自分自身が成長していることに気が付きます。さらに周囲からの評価が上がることは間違いありません。
人は誰でも、最初の一歩が踏み出せないでいます。優秀な人もそこで踏みとどまってしまい、内に秘めたままタイミングを逃してしまい通り過ぎてしまうことが多いのです。
性格診断でも述べていますが、人それぞれ最初の一歩を踏み出すタイミングが違います。
何も考えず勢いで飛び込む人、事前に勉強してからゆっくり踏み出す人など、最初の一歩は違いますが、目標・結果は同じです。
いきなり大きな目標に対して最初の一歩を踏み出すのは抵抗があるものです。
まずは、身近な人に、小さな親切に対して一歩踏み出して下さい。
最初の一歩が、自分自身の成長となり、新たな出会いがあり、いずれ大きな結果への道しるべになります。
最初の一歩が大切です。